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★臨時国会が閉会 自民、不安尽きぬ年越し
臨時国会は二十五日、閉会した。しかし、自民党執行部にとっては来年一月五日召集の通常国会を考えれば、
不安な年越しとなる。通常国会での最大の焦点である定額給付金への国民の不満は高く、
地元に帰った議員がこうした声を聞けば、国会での早期採決に及び腰になる可能性も。
加えて、渡辺喜美元行革担当相の造反余波も気になるところだ。 (金杉貴雄)
国会閉会を受け、議員らはベテラン・若手を問わず、一斉に地元へ向かった。
その一方で渡辺氏はこの日も自民党への反発を口にした。
二十五日のテレビ番組で、今度は定額給付金に関し「二兆円も使うなら別の使い方もある。
(補正予算案の)修正があってもいい」と撤回を主張。
二〇〇八年度第二次補正予算案の衆院採決で再び造反する考えをにじませた。
渡辺氏の動きは今のところ単独行動で、自民党内から大量の造反者が出る可能性は現段階では低い。
だが、若手議員には「地元に戻って給付金、消費税などで国民目線に立ったとき、
各議員がどう決断するのかはいろいろある」と揺れ動く胸中ものぞく。
自民党内には「公明党の要求で議論せずに決まった」と定額給付金への不満が残るのも事実だ。
政府・与党は通常国会冒頭で補正予算案を提出し、九日にも衆院で採決する構えもみせる。
だが定額給付金の撤回を求める野党の反発で、冒頭から国会の緊迫は必至だ。
「衆院採決でどれだけ造反を食い止めるかが、大きなヤマ場だ」。自民党幹部の一人はこう強調する。
ここで足元が崩れれば、与野党対決の前に、麻生政権は行き詰まってしまうためだ。
細田博之幹事長が選挙区への「刺客」擁立に言及するなど、反麻生の動きをけん制するのも、こうした危機感が一つある。
執行部は「給付金に反対することは、公明党を敵に回して選挙を戦うということ」(選対幹部)と、党内の引き締めに躍起となっている。
中日新聞 URLリンク(www.chunichi.co.jp)
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