08/12/25 12:37:46 0
【土・日曜日に書く】論説副委員長・中静敬一郎 性急にすぎないか麻生評価
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
麻生太郎内閣の発足から、20日で88日だ。現状は20%台に内閣支持率が急落し、「やめろ」コールが高まっている。
定額給付金などをめぐる自らの発言のぶれ、失言などにより国民の間に失望感が広がっていることが背景にある。
米国では政権発足から100日間をハネムーン(蜜月)といい、お手並みを拝見する。まだ実績が出てこない中、
評価は時期尚早と判断しているからであろう。
日本においては、麻生首相自らが米国発の経済危機を「百年に一度」の事態であり、スピードがポイントと述べたことと、
第2次補正予算案の今国会提出見送りとの食い違いを突かれ、それで評価が固まった感がある。
だが、麻生政権への評価は少し性急にすぎないか。首相がこれまで為(な)してきたことは少しにせよ、
これから為そうとしていることも含め、きちんと評価する必要があるのではないか。
≪「文士論」と漢字の誤読≫
支持率下落の契機になったのは、「首相、『踏襲』は『とうしゅう』です…」を見出しにとった11月11日付朝日新聞朝刊だ。
ここから首相の資質を疑問視する報道一色になった。さて、これで資質を論じられるかどうか。
立教大学の逢坂巌助教は「月刊現代」(2009年1月号)で、麻生氏が落選時の1985年から現在までの23年間、
「嘉麻(かま)の里」という地方誌に2000字ほどの原稿を、ほぼ毎月にわたって寄稿していることを踏まえ、
「筆者がなにより意外の念を覚えたのは、彼が『文士』であるということだ」「練達の『エッセイスト』でもある」と分析している。
寄稿から引用してみよう。
「私は正しい保守というか真正保守は、常に時代を見て、自らを改革せねばならないと確信しています。革新のように
『全(すべ)ての破壊の上に創造が有る』なんて叫んでいれば良い訳にゃいかず、新しい時代に合った
日本を創(つく)らねばならないんです」(昨年11月号)
>>2以降に続く
前スレ:スレリンク(newsplus板)