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★省庁あっせん天下りが大手を振って堂々復活!
あれだけ批判された国家公務員の天下りが大手を振って、復活だ。巧妙な官僚と求心
力ゼロの麻生官邸のせいで、天下り規制はすっかり骨抜きになったのである。
「ひどいものです。天下り批判を受けて、安倍政権は各省の人事当局が行う“天下りあ
っせん”を全面的に禁止し、代わりに『官民交流人材センター』が一元管理することを
打ち出した。ただし、経過措置として、3年間は再就職等監視委員会の承認があれば、
人事当局のあっせんを認めることにしました。ところが、この監視委員会が国会同意人
事だったものだから、スキームそのものに反対する民主党の同意が得られず、委員不在
が続いている。そうしたら、河村官房長官が19 日、いきなり、首相が監視委員会に代
わって、あっせん承認の権限を行使すると宣言したのです」(国会関係者)
監視委員会不在が続けば、省庁による官僚の天下りあっせんは事実上、凍結されるは
ずだったが、これでパー。裏ではもちろん、官僚が暗躍したのだろうが、監視委員会の
権限を首相が行うのは「脱法行為」(民主党関係者)との指摘もある。いくらなんでも
やりすぎだ。
「そのうえ、公益法人への天下り規制もなし崩しになったのです。これは、公益法人の
理事のうち、所轄官庁出身者を3分の1以下にせよ、という規制。3分の1を守るために無
報酬の非常勤理事を増やすというインチキが問題視されてきたものです。ところが、麻
生内閣は今月、野党の質問主意書に今後も見直す考えがないことを表明。公益法人は今
後、内閣府が主務官庁になるので、やりたい放題ができるようになりました」(同)
レームダック政権だと、官僚が高笑いするだけだ。
(日刊ゲンダイ2008年12月22日掲載)
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