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コレラ被害や経済疲弊で国際的な注目を浴びているアフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領が
23日、「米国と西欧諸国は能なしのバカ」などと発言した。死去した軍高官の葬儀で
語ったもので、英国から独立した28年前から生じている経済問題も人道問題も、
欧米による制裁が原因だと非難している。
ジンバブエは人権侵害でも国際的な非難を受けているムガベ大統領の独占政権下にある。
年間インフレ率は2億3000万%と経済が崩壊状態であるだけではなく、国連によれば
今年8月からのコレラ死者が1000人を超えている。
今年9月15日には、大統領選挙結果で対立していた与野党が連立政権樹立で合意し、
ムガベ大統領の続投と野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長が首相に就任した。
しかし、米国のフレイザー米国務次官補(アフリカ地域担当)が21日、ムガベ大統領が
権力を持った状態においては、連立政権の樹立は不可能だと発言した。また、ツァンギライ議長は
19日、新年までに人質となっている党員42人を解放もしくは、公平な裁判の場に
連れ出さなければ、連立政権には参加しないと表明している。
フレイザー国務次官補の発言を受けたムガベ大統領は、「我が国の政府には、ブッシュ米大統領や
彼の政権は含まれていない。何の関係もないし、彼のことなんか知りもしない」と反論。
「言いたいことは言わせておけばいい。彼らはまったくの無関係。能なしでバカだ」と述べた。
また、ブッシュ大統領がムガベ大統領に対して退陣を迫っていることについても、ブッシュ氏が
来年1月20日に大統領の職を退くことに触れ、「死にかけたウマの最後の悪あがきだ。
日が沈む政権に注意を払うつもりはない。ジンバブエの運命はジンバブエ人が決める」と続けた。
*+*+ CNN 2008/12/24[**:**] +*+*
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