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高校で教える内容を示した学習指導要領の改訂案が公表されました。小中学校で「ゆとり教育」が転換されるのを受けて、
ほとんどの教科で教育内容の充実を目指していて、英語で学ぶ単語を40%増やすほか、英語の授業は基本的に英語で行うことなどが盛り込まれました。
高校の学習指導要領は、中教審=中央教育審議会の答申を受けて文部科学省が検討を進め、22日、10年ぶりとなる改訂の案が公表されました。
それによりますと、高校の卒業に必要な単位は、これまでと同じ74単位以上ですが、小中学校で「ゆとり教育」が転換されるのを受けて、
中学校までの学習内容をあらためて学ぶ時間を設けたり、標準を超えて授業時間を増やしたりすることを促しています。
また、ほとんどの教科で教育内容の充実を目指すとともに、国語、数学、英語の3教科については、基礎的な知識を確実に身につけるため、
すべての生徒が必ず学ばなければならない科目を設けています。このうち英語は、高校の3年間で学ぶ単語の数が、
これまでの1300語からおよそ40%増えて1800語となり、中学までに学ぶ単語とあわせると3000語になります。
ゆとり教育の流れだった10年前の改訂では、中学と高校で学ぶ単語の数は過去最低の2200語にまで減りましたが、文部科学省では
英語でコミュニケーションをとるには少なすぎるとして増やす方向に転じ、学ぶ単語の数は中国や韓国とほぼ同じ水準になります。
さらに生徒に実践的な英語力をつけてもらおうと、英語の授業を基本的に英語で行うことも盛り込まれました。
(以下略)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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