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★みちのく銀の元女性職員、顧客の5700万円を着服
青森市のみちのく銀行は22日、板柳支店(青森県板柳町)に勤務していた元女性職員(57)が
顧客の口座から約5年間にわたり、計約5700万円を着服していたと発表した。同行は刑事告訴
なども検討し、顧客には被害を全額弁済する。
同行によると、元職員は渉外業務委託員として勤務していた平成15年6月ごろ、県内の女性顧客に
無断で普通預金口座の通帳を発行。使用不能となった古い通帳を渡し、新しい通帳と顧客から教え
られていた暗証番号を使い、同年6月から今年8月まで約100回にわたり、現金自動預払機(ATM)
から現金を引き出すなどして着服した。
元職員は19年に退職し「家族の借金返済や教育費などに使った」と話しているという。預金をほぼ
使い切った元職員が今月、顧客に着服を打ち明けて発覚した。
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