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★生活危機08世界不況:IT会社から内定取り消しの大学生 「何でおれが」
「何でおれが」。
12月4日、江別市の北翔大4年の男子学生(21)は、東京のIT関連会社から就職内定の取り消し通知を受け取った。
「銀行の貸し渋りにより……」。理由がつづられた文面を目で追っても、さっぱり頭に入ってこない。浮かんでくるのは
長かった就職活動だけだった。
IT業界を目指し、本格的に就活を始めたのは2月から。友人たちが次々と内定を得る中、慣れないスーツに身を包む
日が続いた。「おれのどこが悪いんだ」。最終面接で落とされるたびに胸の中で毒づいた。ようやくIT関連会社から内定
を受けたのは9月中旬。「評価してくれた」と感謝さえした。10月1日には内定式にも出席。後は卒論を仕上げるだけだった。
IT関連会社は数年前、上場企業の役員経験もある社長が設立した。好況を追い風に札幌市内に事業所を開設したが、
この秋以降、突然の不況に直面。運転資金に窮するようになった。社員数人を解雇し、男子学生を含む道内の2大学
1専門学校の計5人の内定を取り消した。
「内定を出した当時より経営がさらに悪化した。個人資産も処分して運転資金を捻出(ねんしゅつ)したが、ここまで資金
が回らなくなるとは……。5人には本当に申し訳ない」。社長はうめくように話した。
× ×
厚生労働省によると、道内で内定が取り消された学生は11月25日現在7人。今回の5人は含まれておらず、今月末に
改めて発表される調査結果では倍増する可能性がある。(続く)
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