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★帯広の降水量 史上最少456.5ミリ 108年ぶり記録更新へ 帯広測候所「台風や低気圧の影響なく」
今年の帯広の降水量(雪を含む)は17日現在で456.5ミリで、統計が残る1894年以降、
年間を通して最も少なくなる見通しだ。これまでの最小値は1900年の540.9ミリで、
108年ぶりの記録更新となりそう。帯広測候所は「台風や低気圧の影響がほとんどなかった
ため」としている。
帯広を除く管内他観測地点24カ所でも、同日現在、新得や鹿追、芽室、池田、陸別、
足寄町柏倉、幕別町糠内、更別、中札内村上札内、大樹の10カ所で観測史上最も少ない
記録を下回っており、少雨は十勝全体の傾向といえそうだ。
帯広は月別にみると、5、7月以外の月はおおむね平年値の半分を下回っている。例年だと
台風シーズンで雨が多い時期となる8月が72.5ミリ(平年値139.2ミリ)、9月が55.5ミリ
(同139.8ミリ)、10月が17.5ミリ(同91.7ミリ)と少なかった。今年の台風の発生個数は
17日現在22個で、年平均の27個を下回ることは確実な状況だ。
道内の気象官署(気象台や測候所など)22カ所の中でも、帯広の降水量(今年1月1日?
12月16日)は最少の平年比50%。道内他地域も平年値まで届くところはなく、少雨傾向が
目立つ。
管内で影響を受けたのはスキー場。今年1?3月は雪不足でオープンが遅れたり、例年より
早めにクローズしたりするスキー場があった。
同測候所は「大雨による被害がほとんどない平穏な年だった。こんな年はめったにない」と
話している。
管内の向こう1週間の予報では、22日に低気圧や気圧の谷の影響で雪や雨が降る可能性
があり、そのほかは晴れや曇りの日が多いとしている。
(山崎大和)
十勝毎日新聞 2008年12月18日 11時17分
URLリンク(www.tokachi.co.jp)
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