08/12/21 06:11:38 0
(>>1の続き)
08年3月期に4億円の含み益を確保した明治大は「電力や鉄道のような安全な
社債などで運用した結果」(財務課)とするが、こうしたケースは例外。立正大は
内部指針で株への投資を禁止し、投資信託などをすべて円建てにしているが、
今年3月期の含み損が96億円に上った。
12月19日の日経平均株価(8588円)は、3月31日(1万2525円)の
70%以下の水準まで落ち込んだ。多くの大学で元本が保証されていない投資信託や
為替リスクのある債券を保有しており、損失額が膨らむ可能性がある。
文部科学省私学部は「慎重な運用をすることが望ましい」としているが、私大の
資産運用を規制する法律や通達はない。貸借対照表を一般に公開するルールもなく、
財務の透明度アップを求める声も強まりそうだ。
(おわり)