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★「胸の検査の数日前、宮内庁から東宮へ使者が」情報も 「天皇の公務名代を」の声は皇太子に届かなかった
来年11月12日、天皇の即位20年を祝う記念式典を行うことがきまった。この日は1年限りの祝日
にする法案も検討するという。喜ばしいことであるが、天皇の健康問題はここにきて、深刻さを増
している。年末年始は数多くの行事や儀式を控えているだけに、一刻も早い負担軽減策が急務と
なっている。この夏、胃に出血がみえられるほどストレスを抱えている天皇を、もはや看過できない
という声は高まり、皇太子が天皇の「名代」になるという案が浮上している。
「天皇が外国訪問中で国内に不在のとき、また、天皇が重篤な病気で公務などを果たせなくなる
という緊急事態が発生したとき、皇位継承権の順位に従って暫定的に天皇の仕事をする、これを
名代といいます」
そんな中、ある宮内庁関係者がこんな話をする。
「今回の天皇の胸部などの変調で、もはや限界と察した側近は、胸の検査の数日前に、東宮家
に使者を送り”天皇皇后両陛下の名代をお願いしたい”という、嘆願書のようなものを渡したという
情報があります」
もしこれが本当であれば、周囲の切迫とした状況がうかがえる。
「しかし、東宮側からは皇太子は理解されているが、皇后の名代については、雅子妃の体調が
回復していないので、なかなか意に添えないという返答があったというのです」(宮内庁関係者)
この件について宮内庁に尋ねたが、「そのような事実はありません」との回答だった。
いまこそ周囲の英断と、皇太子の率先した行動が望まれてならない。(一部略)
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(週刊ポスト12月26日号から書き起こし 全文はお買い求め下さい)
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