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「七十五歳以上の人の医療を差別する後期高齢者医療制度をなくそう」
―全国老後保障地域団体連絡会(全国老地連)は十九日、
厚労省前で十六日から行ってきた座り込みの終結集会を開きました。
座り込み中に全国老地連の事務所には「ぼくも後期高齢者医療制度に反対です」(愛媛県・十六歳)、
「座り込みは寒くて大変だと思いますがカッコイイです!」(二十一歳の学生)など行動に共感するファクスが三十三通届きました。
座り込み場所のノートには「高齢者の怒りと悲しみをいつも感じながら働いています。
その思いを持って連帯します」(介護労働者)など五十を超える書き込みがありました。
集会では座り込みを行った人が思いを語りました。
四日間通しで参加した東京都昭島市の男性(79)は「若い人がカンパしてくれたり声をかけてきたり、
世の中変わってきた感じがする」と話しました。
「制度廃止への思いを大臣は知ってほしい」「力ある限りやろう」などの発言が続きました。
日本共産党の高橋ちづ子衆院議員が国会情勢を報告、参加者を激励しました。
集会後、参加者代表が、厚労省に後期高齢者医療制度廃止を申し入れました。
座り込みには十八日夜、日本共産党の小池晃参院議員が参加しました。
ソース:しんぶん赤旗
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