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竹山道雄の小説「ビルマの竪琴」の主人公、水島上等兵の
モデルといわれる群馬県昭和村、僧侶、中村一雄(なかむら・かずお)さんが17日、
老衰のため死去した。92歳。葬儀は26日午前9時半、同村川額1171で自宅の雲昌寺。
喪主は長男で同寺住職、真一(しんいち)さん。
群馬県生まれ。福井県の永平寺で修行中に召集され、
東南アジアを転戦しインパール作戦に参加、終戦をミャンマー(ビルマ)で迎えた。
捕虜となり収容所生活を送りながらコーラス部隊の一員として捕虜となった日本兵を励まし、
死者の供養を行ってきた。竹山さんの教え子が同じ部隊いた縁で、小説のモデルになったといわれている。
復員後、47年から同寺の住職となり、自らの体験を若い人に伝えたいと児童書
「ビルマの耳飾り」を出版、67年に講談社児童文学新人賞を受賞した。
98年には「恩返しに」と、戦時中駐留していたキウンー市に小学校建設のため
私財を寄付したのをはじめ、しばしばミャンマーを訪れ慰霊を続けてきた。
URLリンク(mainichi.jp)
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