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★後ろを向いてバットを振る!! お粗末野球ゲームにネット騒然
・漫画雑誌「少年サンデー」に連載中の大人気野球マンガ「MAJOR」(メジャー)。NHK教育テレビで
アニメ化もされた。そのゲームソフトが任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」で発売されたものの
「あまりにもバグが多すぎ」とネットで騒がれている。
「MAJOR」は満田拓也さん原作のマンガで、主人公・茂野吾郎が少年野球から高校野球を
経てメジャーリーグを目指し、人間としても成長する姿が描かれている。その「MAJOR」の野球ゲーム
「メジャー Wii パーフェクトクローザー」が、「Wii」用ソフトとして11日に発売されたが、あまりにもバクが
多すぎるというのだ。
ネット上で報告されたバグはこんなものだった。
―バッターがバックネットの方を向いて構える。後ろ向きのままでスイングすると、当たるはずの
ないボールがバットに当たりヒットになる。バントをすると、球は外野まで転がり、転がった球を
キャッチャーが捕りに行く。一塁手が一塁ベース上で球を後逸。セーフになるはずのランナーが、
突然アウトになる。9回終わって5対2なのに延長戦が始まる。
ほかにも、バットを振ると、腕とバットが2倍以上に伸びたように見える。首が180度回ったかの
ように反転。体の後ろに顔が付いている、などなど枚挙にいとまがない。
投稿動画サイト「ニコニコ動画」には、このゲームを検証する10を超える動画がアップされている。
閲覧数は10万を超える動画もあり、そこには1万ものコメントが付けられている。閲覧者の反応を見ると、
「野球じゃなくてホラーだろ?」「このキャッチャーは特殊な訓練を受けています。マネしないように」
など批判的意見が多いが、中には「こういうゲームが存在するから人生って面白いんだよ」
「やっべぇ これ、マジ欲しい」といった意見も出ている。
なぜこんなに「不具合」がこのゲームに多いのか。メーカーのタカラトミーに取材すると、同社広報は
「(ネットで言われているような)バグがあるのかどうか。あったとすればなぜそういう事になったのか、
それらを合わせ、現在調査中です」とだけ話している。(一部略)
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