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民主、社民、国民新の野党3党と連合は18日午前、3党が提出した雇用対策4法案
の早期成立を訴える緊急集会を社民党本部で開いた。
3党は18日夕の参院厚生労働委員会と19日の参院本会議で4法案を可決し、衆院
に送付する構えだ。民主党の菅代表代行は「未曽有の危機的な雇用状況だ。麻生内閣は
雇用対策を妨害している」と指摘したうえで、「『強行』ではなく『迅速採決』だ。与
党が反対する必要はない」と主張した。連合の高木剛会長は政府の景気対策を、「金持
ちや企業の対策ばかりで、生活に対する対策は見るべきものがない」と批判した。集会
には、各党議員と労組幹部ら約500人が参加した。
この後、与党と、共産党を除く野党は国会内で国会対策委員長会談を行い、野党側は
4法案への賛成を与党に求めるための与野党幹事長会談を申し入れた。自民党の大島理
森国対委員長は「野党の法案は遅すぎるし、規模も小さい。反対せざるを得ない」とし
て会談を拒否した。
一方、共産党の志位委員長は18日午前、日本経団連の田中清専務理事と都内のホテ
ルで会談し、非正規労働者の解雇撤回などを求めた。同党は、日本経団連幹部との会談
は初めてとしている。
■ソース(読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)