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山口、兵庫、大阪、埼玉、愛知など14府県警の合同捜査本部は17日、
ベトナム人窃盗団が日本で盗んだ化粧品などを国外に持ち出そうとしたとして、
ベトナム航空の副機長ダン・スアン・ホップ容疑者(33)を盗品等運搬の疑いで逮捕した。
捜査本部は同日、成田空港内や名古屋市内の同航空支店など6か所を一斉捜索した。
捜査本部は、本国で人気の化粧品などを転売するため、一般乗客より手荷物検査が
手薄な乗務員を運び役にした組織的な犯行とみて、流通ルートを解明する。
山口県警幹部によると、ダン容疑者は7月11日、兵庫県姫路市花田町、
トラン・ティ・ミー・ハン被告(32)(盗品等有償譲り受け罪で公判中)から宅配便によって
送られた化粧品や衣類計27点(数万円相当)を盗品と知りながら、宿泊していた
大阪府内のホテルから関西空港に持ち運んだ疑い。
他の盗品と合わせ、化粧品など段ボール4箱分(総額数十万円)をスーツケースに入れ、
機内に持ち込み、ベトナムに運んだとみられる。ダン容疑者は「盗品とは知らなかった」
と容疑を否認している。
山口県警下松署が7月、国内のドラッグストアから盗まれた化粧品などを譲り受けた疑いで、
トラン被告を逮捕。トラン被告の自宅から、ダン容疑者あての宅配便発送伝票を押収し、
ダン容疑者が運び役として浮上した。
2006年ごろから、関東、関西などのドラッグストアなどで医薬品や化粧品などの万引き事件が多発。
合同捜査本部は、これまでに窃盗の実行犯71人と、盗品と知りながら買った14人を逮捕した。
化粧品など約3万6000点(総額約1億4000万円)の被害が確認されている。
ソース: URLリンク(www.yomiuri.co.jp)