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デジカメプリント注文機にウイルス 立川のビックカメラ
東京・JR立川駅北口にある家電量販店「ビックカメラ立川店」で、
デジタルカメラの写真プリント注文機がコンピューターウイルスに感染し、
利用者の持ち込んだメモリーカードにも感染が広がっていたことがわかった。
同社によると、全国28店舗のうち26店で同じ注文機を導入しているが、ウイルスが確認されたのは初めてという。
ビックカメラ広報・IR部は「利用者には伝票の控えで連絡を取るなどし、感染の可能性と対策について早急に告知する」と説明している。
感染していたのは写真プリント注文機「オーダーキャッチャー」の1台で、
画像が記録されたメモリーカードを同機に差し込むことで感染して拡大していく「ワーム型」と呼ばれるウイルスが確認された。
注文機を開発した富士フイルムの調査によると、3日には感染していたことが分かった。
この注文機もメモリーカードを経由してウイルスが持ち込まれた可能性が高いという。
独立行政法人「情報処理推進機構」によると、このウイルスはウイルス対策ソフトを停止させ、
パソコンを起動できなくさせたり、オンラインゲームのIDやパスワードを盗み出したりする被害が確認されている。
注文機にもウイルス対策ソフトが入っていたが防げなかったという。
朝日新聞 2008年12月17日8時22分
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