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ルーシーさん遺体損壊は認定、控訴審で改め無期判決
92~00年に女性10人を襲い、英国人女性ルーシー・ブラックマンさん(当時21)ら
2人の外国人女性を死なせたとして準強姦(ごうかん)致死や死体遺棄などの罪に問われた
会社役員織原城二被告(56)の控訴審判決が16日、東京高裁であった。門野博裁判長は、
ルーシーさん事件について無罪とした一審・東京地裁判決を破棄したうえで、改めて一審と
同じ無期懲役を言い渡した。
判決は、織原被告がルーシーさんの遺体を損壊したことは認定し、一審判決の判断を覆した。
ただ、「準強姦で死亡させたことまでは認められない」とした。
昨年4月の一審判決は、織原被告がルーシーさんの死体遺棄などに何らかの形でかかわったと
しながらも「単独での実行行為とするには疑いが残る」と判断し、ルーシーさんについては
無罪とした。ただ、残り9人に対しては、織原被告が女性に薬物を吸引させて意識を失わせ、
強姦したと認め、求刑通り無期懲役としていた。
控訴審で織原被告は、ルーシーさんら2件の準強姦致死事件について無罪を主張。
ルーシーさん事件では直接的な証拠がなく、死因も特定されなかったが、検察側は状況証拠を
積み重ねて、織原被告がほかの9人の女性に対する事件と同様の方法で死なせたと主張していた。
朝日新聞 asahi.com(2008年12月16日13時55分)
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※元ニューススレッド※
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