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著作権の侵害や個人情報の流出が問題になっている「Ｗｉｎｎｙ」などのファイル交換ソフトを使っている人は、
去年より増えてインターネットの利用者全体の１０％を初めて超えたことが著作権団体の調査で分かりました。
この調査はコンピュータソフトウェア著作権協会などが、
ことし９月に国内のインターネットの利用者およそ２万人を対象に行ったものです。それによりますと、
ＷｉｎｎｙやＳｈａｒｅなどのファイル交換ソフトを使っている人の割合は去年より０．７ポイント増えて１０．３％と、
６年前の調査の開始から初めて１０％を超えました。
交換されているファイルの中で著作権を侵害している違法なものは、音楽やアニメ、
漫画などを中心に全体の半数近くに上っているということです。ファイル交換ソフトをめぐっては、
ことしも神奈川県の県立高校に通う生徒の口座番号が流出するなど個人情報の流出が相次いでいるほか、
児童ポルノの流通にも使われていることなどが問題になっています。
調査を行った著作権団体では「パソコンにそれほど詳しくない人にまで利用が広がってきている。
著作権の侵害など悪質な利用者については警察への告訴や損害賠償の請求を強化していきたい」と話しています。
ソース：NHK
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