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麻生首相は13日、福岡県太宰府市で行われた日中韓首脳会談に先立ち、
中国の温家宝首相と約1時間、会談した。
麻生首相は、中国の海洋調査船が尖閣諸島周辺の日本領海に侵入した問題について、
「非常に遺憾だ。日中関係にいい影響を与えない」と強く抗議した。
これに対し、温首相は「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は古来、中国固有の領土だ」と主張した上で、
「話し合いを通じ適切に解決したい。良好な2国間関係に影響しないようにしたい」と表明した。
麻生首相は「尖閣諸島は我が国固有の領土であり、歴史的にも国際的にも疑いがない」と反論し、
「再びこうした事態がないよう対処してほしい」と再発防止を求めた。
麻生首相は、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件についても、「早期の真相解明を求めたい」と要求。
温首相は「日本側との意思疎通、協力を継続したい」と応じた。
東シナ海のガス田開発問題について、麻生首相は「政治的合意を実施に移すための
協議を早期に行いたい」と述べ、6月の日中合意を具体化するための条約交渉を
促進する必要性を強調したが、温首相は「実務レベルで意思疎通を続けたい」と述べるにとどまった。
両首脳はこのほか、世界的な金融危機の克服に向け、
日中両国がそれぞれ内需を拡大する必要があるとの認識で一致。
温首相は、麻生首相が来年の適切な時期に訪中することを要請し、麻生首相も応じる考えを示した。
(2008年12月13日20時16分 読売新聞)
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2008/12/13(土) 20:41:24
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