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昨年、横浜からフィリピンに家族と一緒に強制送還された女児が、特定非営利活動法人(NPO法人)の
外国人支援団体に手紙で窮状を訴えている。女児は日本で生まれ育ち、日本語しか話せない。
手紙は、フィリピン・ミンダナオ島に住むマリア・パストルさん(12)が、横浜市市南区の在日外国人教育
生活相談センター「信愛塾」のセンター長、竹川真理子さんにあてた。マリアさんは同区で父フロレンシ
オさん(43)と兄ジョマールさん(14)、弟アルピーさん(11)と暮らしていた。きょうだい三人はいずれも日
本で生まれ育ったが、フロレンシオさんの超過滞在が発覚、二〇〇七年三月に強制送還された。
一家は本国に戻った当初一緒に暮らしていた。政情不安定で貧困な生活。フロレンシオさんの仕事も見
つからなかった。マリアさんは横浜に住んでいたころから交流のある竹川さんに折々の生活状況を手紙
で知らせていたが、今秋に届いた手紙は切実なものだった。
手紙によると、ことし三月、マリアさんだけ遠く離れた別の町の親類宅で過ごすことに。学校や生活にも
慣れてきたが、ジョマールさんが親類にメールを出したことを知った。そこにはこう書かれていた。「オレ
はもうどこへ行くのか分かんねぇ。助けてくれ」
「私は話を聞いて泣きそうになりました。毎日私の心がどんどん閉じてくるような感じがする」。マリアさん
は心境をつづった。ジョマールさんとアルピーさんは毎日ラーメンだけの食事で非常にやせた。そして、
ついにジョマールさんは入院したという。「私のきょうだい死んじゃうよ!! 竹ちゃん助けて下さい!」
一家が日本で暮らしていたころ、フロレンシオさんのまじめな仕事ぶりに信頼を寄せていた雇用主の
社長や信愛塾は、法務省に特別在留許可を求める嘆願書を出したが、許可は下りなかった。強制送
還時、ジョマールさんは中学校進学目前だった(一部略)
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