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00年12月に起きた東京都世田谷区の一家4人殺害事件の被害者、
宮沢みきおさん(当時44歳)の父良行さん(80)と母節子さん(77)が
13日、同区内で初めての記者会見を開き、殺人事件の時効の停止など制度の
見直しを訴え、情報提供も呼びかけた。96年9月の葛飾区・上智大生殺害事件の
遺族も同席し、時効見直しへの支援と理解を求めた。
今月1日に刑事裁判への被害者参加制度が始まるなど、容疑者が逮捕された事件
の遺族への支援は徐々に改善されつつあるが、未解決事件の遺族は支援策から、
事実上取り残されている。未解決事件の遺族が集まり会見したのも例がない。
この日集まったのは、良行さん夫婦と、上智大生殺害事件の被害者、小林順子さん
(当時21歳)の父賢二さん(62)。別の関東地区2事件の遺族も賛同し、
会見会場を訪れた。小林さんは司会を務めた。会見の冒頭、良行さんは「私たちの
命も残り少なくなった」と話し、用意した文書を読み上げた。宮沢さんの事件では、
現場に犯人の血液や指紋が残されている。良行さんは「DNAで容疑者を特定できる。
このようなケースでは容疑者にコードネームを付けて起訴し、時効を停止できないか」
と訴えた。
小林さんも「私たちは風の音にもおびえ、捜査の進展も知らされないが、犯人への
憤りは日増しに深まっている。遺族に時効はない」と、会見の締めのあいさつをした。
小林さんが命日の9月9日、時効の撤廃を訴えた後、良行さんと連絡を取り会見する
ことになった。今後、全国の未解決事件の賛同する遺族と連絡を取り合い、時効制度の
見直しを訴えていくという。(>>2以降に続く)
▽毎日新聞
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