08/12/13 14:19:52 oI0vU1rF0
必殺シリーズと言うと、変わった武器で華麗に悪人を殺す娯楽時代劇というイメージが、今では強いかも知れない。
でも初期の「必殺仕置人」の最初の方は、タイトル通りキツイ仕置きを行なってから殺してた。
心中の生き残りの濡れ衣着せるとか、ヤクザの親分の利き腕ボキボキにへし折って子分になぶり殺しにさせるとか、いろいろえげつないことやってた。
でもそれだと、視聴者や仕置人の目線も当の悪人たちと同じになってしまうし、何よりもジメジメし過ぎてスッキリしない。
そこで徐々に、あっさり殺してスッキリしましょうという路線に変わって行った。
残虐な刑罰を求める気持ちも分かるけど、エスカレートすると処刑されるべき悪人と同じ性根になってしまうよ。
あっさり殺して早く事件の決着を付けてあげる方が、遺族の方々にとっても精神的にいい。