08/12/12 16:48:55 0
・「もうこれ以上、弁護のしようがありません…」。 閉廷後、弁護人は疲れ切った表情で、こう語った。
「こんな被告は初めてです」。
都内のアパートで自室の向かいの部屋に侵入し、寝ている女性の陰部を触ったとして、住居侵入と
準強制わいせつの罪に問われた男性被告(40)。11日、東京地裁で開かれた初公判で、被告の
性に対する異常なまでの執着心が明かされた。
検察側の冒頭陳述などによると、昨年、中国人女性と結婚した被告は、ビザ申請のために妻が
一時帰国してしまうと、1人で性欲を処理しきれなくなり、「生身の女性を相手にセックスしたい」という
思いが次第に強くなっていったという。
当時、被告の向かいの部屋には男性が住んでいたが、この男性の恋人(26)がしばしば部屋に
出入りしていた。被告は、アパートの廊下でその女性とすれ違うたびに、「1回くらいやらせて
くれないかなあ。男がいても気をひいて、なんとか関係を持とう」と思っていたという。
犯行当日の朝、男性が部屋に鍵をかけないまま外出したことを敏感に悟った被告は「今がチャンス」
と思い、隣室に侵入。被告は「最後までセックスできなくても、今回のことを“ひとつの出会いや
きっかけ”とし、後日納得のいくセックスができるかもしれない」と勝手な理屈をつけて寝ている
女性に近づき、ベッドの脇に座って布団の中に手をさし入れ、陰部に触れた。しかし、女性が声を
上げたため、被告は逃げ出した。
その後、被告は「自分の部屋にいると、女性の彼氏が戻ってきて、いろいろうるさく言われる」と思い、
部屋には戻らず、マンガ喫茶やパチンコ店に立ち寄った後、いつもと同じようにアルバイト先へ
向かったという。罪状認否では「間違っているところ、ないです」と罪を認めた。
弁護人による被告人質問は、驚くほど短かった。時間にすると、わずか3分ほど。その短さは、
裁判官が思わず「え? これだけでいいんですか?」と弁護人に尋ねるほどだった。(>>2-10につづく)
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