08/12/11 15:00:14 iodXwdI9O
長らくアメリカによって資本主義の防波堤として扱われてきた日本だもの。
共産趣味に抵抗があるのも無理はない。
しかしもうアメリカがかつてのような覇権を握る時代は終わったろう。
と同時に、かつてのような資本主義と共産主義というイデオロギー対立の時代も終わった。
代わりに保守とリベラルという概念が出てきたわけだけど、
経済成長を第一に掲げる保守に対して
富の再配分を是とするリベラリズムを実際実現できうる政党は、
「現時点では」共産党だろうと思う。
もしそうなった時に、それがどういう結果に繋がるかまではわからない。
ただかつてのような高度経済成長の亡霊を引きずったような、大企業ベースの庇護に守られた日本型福祉社会がグローバリゼーションによって行き詰まり、
そこからドロップアウトしてしまった人に具体的な制度を作ってやれない今の日本は、大きく方向を転換する時期には来ていると思う。
とにかく言いたいことは、資本主義vs共産主義、ウヨvsサヨ、売国かそうでないかというイデオロギー的な対立軸じゃなく、保守なのかリベラルなのかを判断軸にするべきということです。
そう考えると共産党も現代においては充分選択肢になりえると言わざるを得ない。
やっぱり名前で損してるよね共産党は。