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(>>1のつづき)
「こんな働き方を許していたら、日本の将来はない!」と熱弁を振るう志位委員長の姿は、
ニコニコ動画やYouTubeにアップされ、大きな反響を呼んだ。アクセス数は約36万にも上ったという。
支持率低迷が続く自由民主党や、「ねじれ国会」で与党をけん制しつつも有効な政策案を
打ち出せない民主党など、政治に対する国民の不満が噴出している時期と重なったことも、
影響したようだ。
その後志位委員長は、今月5日にも麻生太郎首相と異例の党首会談を断行。「派遣切り」を
止めさせるため、企業や経済団体への指導を政府に強く求めている。
実際、同党にとって、格差や不況などの「追い風」は想像以上に大きいようだ。「党員数は1990年の
約50万人をピークに、直近では約40万人まで減っていた。しかし、自民党が参院選で大敗した
直後となる、昨年9月の中央委員会総会から今年11月までの間に、過去の同時期と比べて
入党申し込み数が倍増。新たに1万4000人も党員が増えた。こんなことはバブル崩壊後の
不況下でもあり得なかった」(同党)というのだ。
なかでも、非正規社員を中心とする20~30代の若者が新規入党者の2~3割を占めている。
「党の綱領と規約に共感して、収入の1%程度を寄付すれば誰でも入党できる」という手軽さも
若者にウケたのだろう。
この党員の増加トレンドは、今後しばらく続く可能性もある。それは、「格差と不況が社会問題化
している今の日本の状況が、戦前と酷似している」(社会主義に詳しいエコノミスト)ことからもうかがえる。
(以上、抜粋)