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東京都議会第4回定例会の代表質問が行われた9日、莫大な都税を投入して経営再建している
新銀行東京問題をめぐり、民主党から「都は新銀行から撤退しろ」などと厳しい質問が続出。答弁に
立った石原知事は当初、中小零細企業への支援を行う新銀行東京に対する理解を求めるなど
冷静に対応したが、議場のヤジは一向に止まない様子。ついに堪忍袋の緒が切れたのか、
石原知事は「だまって聞け!」と議場に向けて恫喝した。
この日、代表質問に立った民主の大沢昇都議は、新銀行東京問題をめぐり、石原知事が、金融
機能強化法改正案を審議する参院財政金融委員会から何度か参考人招致要請を受けているにも
かかわらず、これに応じないことについて「いつまで逃げ回るのか」とひきょう者呼ばわり。
これに対し、石原知事は「国会であろうとどこであろうと、私は逃げも隠れもいたしません」と応酬。
さらに、「金融機能強化法の付帯決議を見れば、新銀行東京はこれにアプライ(適用)する資格は
ないし、私たちにかかわりのないこと(だとわかる)。私は(参考人招致へ)出ていく必要もありません
し、この銀行の問題について語る資格もありません」と反論した。
こりずに大沢都議が「都は新銀行から早急に撤退すべきだ」と糾弾すると、石原知事は「もし銀行を
今、つぶしたらどういうことが起きるか、再三、申し上げた。それをご理解いただいてこういう質問を
していただきたい」と批判。知事が答弁に立ったときから続いたヤジは大きくなり、議場からは「同じ
説明を繰り返すな」「早く新銀行から撤退しろ」などのヤジが相次いだ。
冷静に答弁していた石原知事も怒りが頂点に達したのか、突然、顔を上げて「だまって聞けっ!」と、
議場に向かって大きく一喝。突然の恫喝に議場はしーんと静まりかえった。
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