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第23回全国高校文芸コンクール(全国高校文化連盟、読売新聞社主催、文化庁後援、
一ツ橋文芸教育振興会協賛)の受賞者が決まり、県内からは「小説部門」で
別府鶴見丘高(別府市)2年の釘宮梓さん(16)が優良賞に、「文芸部誌部門」で
大分上野丘高(大分市)の文芸部が奨励賞に選ばれた。
釘宮さんの受賞作は「サマーデイズ、シータイム」。謎多き転校生を迎えた
男子中学生たちの一夏の友情物語で、個性豊かな人物を生き生きと描いた。
前作は女子生徒を主人公にしたが、受賞作は男子生徒しか登場しない。
会話に現実味を持たせようと、
同級生の男子生徒たちの話に耳をそばだてて小説に生かした。
所属する文芸部の顧問、中西栄二教諭(46)は「さわやかな作品に仕上がっている。
展開の構成も良い」と評価する。釘宮さんは「受賞は励みになる。
これからも今しか書けない物語を書いていきたい」と話した。
大分上野丘高文芸部は3月に発行した部誌「青窓」の第74号で受賞した。
1948年に創刊した部誌で、部員の小説や詩、短歌を収録している。
発行当時の部長、渡辺美和さん(17)(3年)は「挿絵を入れるなどして、
読みやすくした。認められてうれしい」と笑顔で話した。
(2008年12月9日 読売新聞)
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「小説部門」優良賞の釘宮さん
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