08/12/09 18:35:55 vrHcReG50
1999年9月29日午後、山口県豊浦町の運送業、上部康明(うわべ)被告(38)は
レンタカーに乗って山口県下関市のJR下関駅東口からレンタカーごと構内に突っ込み、
約60m暴走、7人をはねて2人を殺害した。
車を降りた上部被告は、文化包丁を振り回して改札口を通り、
階段で1人、ホームで7人を傷つけ、3人を殺害した。
上部被告はホームで駅員達に取り押さえられたが、死者5人、重軽傷10人。
「社会に不満があり、誰でもいいから殺してやろうと思った」などと供述した。
上部被告は九大工学部を出た秀才であったが、
1級建築士の資格を取り開業したが失敗。新たに始めた運送業も、
台風でトラックが壊れてしまい意欲を失った。さらに、妻に離婚を切り出され、
犯行前には、「自分は世間から不当に冷遇されてきた」などと思い込んでいた。
事件当時は精神病院に通っており、「回避性人格障害」との診断であった。
一 審 2002年9月20日 山口地裁下関支部 並木正男裁判長 死刑判決
控訴審 2005年6月28日 広島高裁 大渕敏和裁判長 控訴棄却 死刑判決支持
上告審 2008年7月11日 最高裁第二小法廷 今井功裁判長 上告棄却 死刑確定
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この事件は、犯人の両親にも民事訴訟を起され総額1億7200万円の支払いを命じたんだよ。
両親は家も売り払い、もう家庭は無茶苦茶らしいけど。母親はノイローゼで、
もう滅茶苦茶らしい。秋葉の事件と同じパターンだな。