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臨時国会の「冒頭解散」だったはずが、いつまでたっても解散しない麻生首相に対し
て、「引退表明」した自民党議員から怨嗟(えんさ)の声が上がっているらしい。解散
が先送りされたことで、とんだトバッチリを受けているという。
次期衆院選への不出馬を表明した自民党議員は、小泉純一郎(66)、河野洋平(7
1)、鈴木恒夫(67)、遠藤武彦(70)……など、ざっと14人。理由は高齢のた
め、地盤を息子に譲るため、選挙区調整がうまくいかなかったなどさまざまだが、これ
だけ多くの議員が次々に引退表明したのは、もちろん、すぐに解散・総選挙が行われる
と思っていたからだ。
ところが、麻生首相が約束した解散・総選挙を先送りしたために、思わぬ誤算が生じ
ているという。野呂田芳成(79)のように、せっかく議員会館から荷物を運び出した
のに戻すはめになったのは、まだ実害が小さい方だ。
とくに誤算だったのは、小泉純一郎だという。
(中略)
「小泉元首相は、麻生政権が誕生した翌日、選挙が近いと慌てて引退表明し、次男を後
継指名しています。あのまま衆院選に突入していれば、サプライズも大きく、次男はラ
クラク当選していたはず。しかし、来年9月では間延びしてしまう。民主党も次男を落
とそうと強力な対立候補を立てています」(関係者)
「ゴネ得」発言で国交相を辞任した中山成彬(65)は、勢いで引退表明したようだが
、来年9月選挙なら、引退撤回するとみられている。
麻生首相の解散先送りで、何もかも狂い始めている自民党。末期症状を象徴している。
(日刊ゲンダイ2008年12月6日掲載)
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