08/12/08 16:35:44 0
日本語を母国語としない人の日本語能力を測る試験が、世界50を超える国と地域で
7日に行われ、最も多くの受験者が参加した中国では、金融危機の影響で就職戦線が
一段と厳しさを増すなか、資格を取って就職に役立てようという大勢の大学生が試験に臨みました。
国際交流基金などが主催し、今回で25回目となる「日本語能力試験」は、
日本語の文法の知識や聞き取りなどの力を、1級から4級にわけて認定します。
今回は世界じゅうでおよそ66万人が応募し、このうち中国では、受験者全体のおよそ
40%を占め世界で最も多い24万5000人が試験に臨みました。北京市内の会場では、
厳しい寒さのなか、朝早くから大勢の受験生が詰めかけ、試験問題に取り組んでいました。
中国では、ここ数年、受験者の数は毎年20%を超える勢いで伸びていますが、ことしは、
とりわけ金融危機の影響を受けて大学生の就職戦線が例年以上に厳しさを増していることから、
資格を取って就職に役立てようと、大勢の大学生が参加しました。受験した女子大学生は
「資格があれば日系企業への就職に役立ちます。最も難しい1級が必要とされています」
と話していました。受験者の急増に対応するため、国際交流基金は、来年から中国などで試験の回数を増やす方針です。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)