08/12/06 15:10:21 0
・参院本会議で五日、日本共産党を含む賛成多数で改正国籍法が可決・成立しました。
なぜ改正するのか、なにが変わるのかをQ&Aで考えてみます。
Q なぜいま改正するのですか?
A 今年、日本人の父親とフィリピン人の母親との間に生まれた八―十四歳の子ども十人が、
日本国籍を求めていた裁判の最高裁判決が出ました。
判決は、現行の国籍法の規定が憲法一四条の「法の下の平等」原則に反するという違憲判断をし
原告全員の日本国籍を認めました。これは画期的なことです。
これを受けて政府は、国籍法の改正案を国会に提出しました。
Q どんな中身なの?
A 国籍法は、日本国籍の取得や喪失についての法律です。
現行の規定では、日本人の母親と外国人の父親との間に生まれた子どもは、無条件で日本国籍を
取得します。日本人の父親と外国人の母親の子どもは、生まれる前に父親が認知していれば、
出生と同時に国籍を取得します。
しかし、出生後に認知した場合、両親が結婚しなければ国籍を取得できませんでした。
父親が日本人なのに日本国籍を取得できない子どもは三万人にのぼるともいわれ、
子どもの基本的人権が侵される事態が起きています。
今回の国籍法改正によって、父母の「婚姻要件」が削除され、日本人の父親から出生後に認知されれば、
法務局に届け出て日本国籍を取得できることになりました。
これまで日本国籍を取得できないために、戸籍や住民票、健康保険などがないという差別を受け、
基本的人権の保障の上で重大な不利益を被っていた実態に対して、「法の下の平等」を保障する
という意味で、一歩前進の内容です。(>>2-10につづく)
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