08/12/05 19:36:06 qd0CVyphO
「未知の病原体なんか、山のようにある。今把握できているのは、ほんのほんの一部だけ」
って、微生物学で習ったよ。
大学生の時に病理解剖を見学していたら、「ご遺体を触るときは気を抜くな！
既知だろうと未知だろうと、病原体を甘く見ると危ないぞ」と、病理学の教官から指導されたよ。
感染後何年も経って症状が目立ち始める病原体もあるから、現時点で症状が無いだけでは安心出来ない。
深海に潜れば未知の生物が次から次に見つかるし、
前人未踏のジャンルも、いくらでもある。
人間が、全てを知っているわけじゃないよ。
「マームの水に関しては、微生物の影響としては何も問題ない」なんて、
まともな科学者なら口が裂けても言えないはずだよ。
第一、腐敗しきって白骨化しちゃった遺体からは、多くの微生物は撤退済みじゃないの？
一番ヤバい時期の水が今となっては検査できないんだから、
「何事もないレベルの水質が維持されていたかどうか」なんて、語れないはずだよ。
適切な検体（最も汚染されていた時期の水）も無しに、しかも「問題のある微生物は無かった」なんて、
そんなことを発表するのは狂気の沙汰としか思えない。