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★「光のこだま」見えた、超新星爆発解明に道
年老いた星が爆発して新星のように輝く「超新星爆発」の光が、宇宙空間に漂うチリに反射し
「光のこだま」となって地球に届いていることを、国立天文台や東京大などの研究チームが
確認した。
こだまとなって伝わる爆発当時の光を分析することで、超新星爆発の仕組みや宇宙の構造に
迫ることができると期待される。英科学誌ネイチャーに発表した。
この超新星爆発は1572年にデンマークの著名な天文学者、ティコ・ブラーエが発見したことで
知られる。研究チームは、山のこだまが遅れて聞こえるのと同じように、爆発当時の光がこだま
となって来る現象に着目。ハワイにあるすばる望遠鏡を使って、実際にこだまをとらえた。
こだまを分析した結果、超新星は「1a型」と呼ばれるタイプで、地球からの距離は1万2000光年
であることがわかった。このタイプの超新星としては地球に最も近く、詳細な研究が進むと期待
される。国立天文台の臼田知史准教授は「異なる方向から届く『光のこだま』の調査も進め、
超新星爆発の実態を解明したい」と話している。
(画像)1572年に地球で観測された「超新星」爆発→436年後の現在、「こだま」で捉えた
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「光のこだま」の仕組み
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(動画)
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読売:URLリンク(www.yomiuri.co.jp)