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捨てるのモッタイナイ!賞味期限切れ品、スーパーで格安販売
賞味期限が切れて2年が過ぎた炭酸飲料が10円、1年過ぎたチューブ入り調味料は38円―。
東京都江東区の食品スーパーが、「モッタイナイ商品」と称して賞味期限切れの格安商品を
専用コーナーに陳列している。
保健所から指導を受けても、「まだ食べられるものを捨てる方がおかしい。今の日本人は無駄をしすぎ」と
撤去を拒否。「期限切れ」と明示しているので、日本農林規格(JAS)法違反には問えないという。
この店は同区亀戸の「サンケイスーパー」。経営者の水野二三雄さん(76)によると、賞味期限切れの
商品専用のコーナーは4、5年前、店舗の2階奥に設置した。
1畳ほどのスペースには、ケニアの女性環境活動家でノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんの
名前と共に「平和賞バンザイ モッタイナイ商品棚」と記された看板が掲げられる。「期限切れ品」
「試飲済みです。風味OK」と添え書きもある。
置かれているのは2006年11月が賞味期限の紅茶パックや炭酸飲料など。半年~1年以上経過した
ジュース類や缶詰、生産が終了した商品も。大半は100円未満で売られ、06年10月が期限の
どくだみ茶は98円だった。
◆食品廃棄は「犯罪に等しい」、保健所は弱り顔◆
水野さんによれば、いずれも正規に仕入れたが、売れ残ってしまった商品。本人が味見もし、品質に
問題がないことを確認しているという。水野さんは、「戦時中は落ちているものも食べた。今の日本人は
まだ食べられる食品を大量に廃棄しているが、犯罪に等しい行為」と話す。
だが、各メーカーは取材に対し、「ブランドイメージに傷がつく」と困惑している。
(>>2-10に続く)
(2008年12月5日14時36分読売新聞)
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