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住民投票案否決から10か月
大手スーパー「イオン」(本社・千葉市)の大型店「新能代ショッピングセンター(SC)」(仮称)の
進出をめぐり、意見が二分した能代市。
今年2月、能代市議会が、出店反対の商店主たちが提出した出店の是非を問う
住民投票の条例案を否決して10か月が過ぎた。
だが、出店に向けた具体的な動きは、いまだに見えないままだ。
市や市民の間には「出店しないのでは」との不安やいらだちも広がり、市はイオン側に対し、
出店について早急に状況を聞く方針を決めた。
能代市は、新能代SCに対し、税収増や約1800人の地元雇用など、経済効果を期待している。
斉藤滋宣市長は11月26日の定例会見で、急激に悪化した経済状況に触れ、
「万が一、出店しないということになれば影響が大きい。経済が厳しいなかで、
イオンとしても出店が難しい面もあるのかもしれないが、今までの経緯を考えれば、
きちんと説明してほしい」と注文を付けた。
ある市幹部も「イオンは新規出店できる経営状況にあるのだろうか。能代への出店は
このまま塩漬けになるのではないか」と不安を漏らす。
借地の仮契約を結んだ出店予定地の地権者の一人は「こんなに時間がかかるのは、
経済が厳しくなって出店が危うくなっているからではないか。来年の稲の作付けができるのか、
できないのか分からず、いらいらを感じている」といらだちを募らせる。
ソース:読売新聞
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イオンの「新能代SC」出店予定地
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