08/12/05 01:03:15 0
「KY首相」―。
週刊誌などが麻生首相をこう呼び始めたのは、首相が「未曽有(みぞう)」を「みぞう
ゆう」などと漢字の誤読を連発した11月中旬からだ。本来の「空気(K)が読(Y)
めない」に、「漢字が読めない」をひっかけた呼び名だ。
自民党職員は嘆く。
「あれで『何だ、漢字も読めないのか』というふうに、麻生さんの首相としての資質
を疑問視する雰囲気が生まれてしまった」
漢字の誤読を機に首相をからかう風潮が広がり、別の「KY」の冠をつける呼び方も
出始める。「解散もやれない」「経済がよくわからない」……。
「(医師は)社会的常識が、かなり欠けている人が多い」との首相の失言に対し、日
本医師会の中川俊男常任理事は3日の記者会見で語った。
「首相はKY。国民感情が読めない。医療関係者は本当に怒ってますよ」
(中略)
自民党は安倍、福田と2代の総裁が続けて政権を途中で投げ出した。「自民党ブラン
ド」を回復する役回りを期待された首相も、失言の連発や統治能力の欠落を露呈し、傷
をさらに深めた格好だ。
「ボクは自民党の役割は終わったと思う」
ジャーナリストの田原総一朗氏は4日昼、首相官邸で首相と面会した際にこう直言し
た。「自民党の役割は三つあった。日本を共産主義国家にしない。欧米並みに豊かな国
にする。対ソ連の安全保障。でも、どれも終わっちゃった」
田原氏の指摘に、首相は「そうだな」とうなずくだけだったという。
反転攻勢の糸口をどうやってつかむか。首相の悩みは深い。
■ソース(読売新聞)(中略部分はソースで)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)