08/12/04 21:42:38 +dOg72RN0
>>576
「こんな感情的な発言をする裁判官は、感情的な判決を下す危険性があるのではないか?」
という疑念を周囲に抱かせるのがまずいんだよ。
少なくとも被告と弁護人は、ちょっとビビってるはず。
「賄賂は受け取ったけど贈収側に一切便宜を図っていません。だから問題ないでしょ?」
こんな役人がいたら、そりゃ、法的に問題がある。
なぜ法が罰するのかというと、周囲にあらぬ疑念を抱かせるからだ。
疑わしい行為そのものを禁じている。
更には強者(役人)が弱者(贈収側)を威圧している構図でもあり、公平性も欠いている。
だから、感情が「それは悪だ」と受け取る。
裁判官が法廷で感情的な発言をしても、今のところそれを罰する法はないのだろう。(良くは知らないけどね)
でも、庶民の一般的な感情として、「疑わしい」し「強者が弱者を威圧している」とも取れる。
だから、感情が「それは悪だ」と受け取る。
これから裁判員制度が始まったら、そりゃもう、個々人の感情と感情のせめぎ合いになるだろう。
そこを裁判官が理性的にコントロールできなければならないのに、
肝心の裁判官がこれでは、困るよね。
・・・・裁判員にキレる裁判官なんて、考えたくもないが、ありそうで怖い。