08/12/04 19:25:30 0
中川昭一財務相と舛添要一厚生労働相は4日、財務省内で2009年度予算編成に関
して協議を行った。
財務省幹部によると、社会保障費の自然増から2200億円を圧縮する政府方針につ
いて、舛添厚労相から、たばこ税の引き上げによって圧縮幅を削減するよう要請があり、
中川財務相は与党税制調査会の議論の推移を見守りたいと応じた。
09年度予算の概算要求基準では、社会保障費について「年金・医療などに係る経費
など特定の経費に関連して、新たな安定財源が確保された場合の取り扱いについては予
算編成過程で検討する」としており、舛添厚労相の要請は安定財源としてたばこ税の増
税分を充当するもの。
会談で舛添厚労相は「社会保障費の2200億円の削減については、給付削減や負担
増を伴う方策は理解が得られない」とし「まずはたばこ税について引き上げをお願いし、
削減幅を圧縮したい」と要請。
これに対して中川財務相は「たばこ税の引き上げは与党税調でも賛否両論があり、推
移を見守りたい」と語った。
(続く)
■ソース(ロイター)
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