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★ボーナスにも厳しい寒さ、予想平均は58万円 使い道トップは「貯金」
「価格.com」がユーザーを対象に実施した冬のボーナス調査によると、支給予想額の平均が昨年から7.5%減り、
58万円だった。そのうち自由に使える額の平均は20.5万円。8割以上の人が「自由に使えるお金が減っている」と
不満で、お財布にも寒さが厳しい冬になりそうだ。支給予想額はすべての層で昨年より減っており、特に40代で
は12.9%減の65.2万円だった。一方で「90万円以上」の割合が若干増加しており、「基本ラインはあまり変わらな
いものの、業績連動部分などのプラス分が縮小したと見るほうが妥当では」とみている。
ボーナスのうち自由に使える額は3分の1程度。額が増えたという人は2割以下で、それ以外の8割は「減る」という。
特に住宅ローンや教育費などの出費が大きい40代以上でその傾向があり、支給額の低下とあわせ、「40代の
お父さんが大黒柱となっている家庭が、家計的にはいちばん影響を受けそうだ」という。
ボーナスの使い道トップは「貯金」が42.7%でトップ。理由は「今後の生活費の補てんのため」が63.3%と多く、
次いで「年金など将来が不安だから」が31.7%となり、「漠然とした将来への不安から貯蓄をするという人が多い
ようだ」という。「商品を購入する」と答えたのは20.0%。購入にかけられる金額は大きく減り、支給額が「30~50万円」
のレンジでは、商品購入に使う額の平均は4.5万円。「財布の引き締め感が消費行動に大きく影響するのは
間違いないだろう」とみる。
買いたいと思うものでもっとも多かったのは「洋服・ファッション関連」で18.1%。次いで「液晶テレビ」(11.6%)と
「PCパーツ」(11.5%)、さらに「DVDレコーダー・プレーヤー(Blu-ray含む)」(9.7%)、「ゲームソフト」(9.5%)、
「ノート PC」(8.7%)だった。比較的安価な商品ほど昨年からポイントを上げているという。
男性は「ゲーム機本体」や「デジタル一眼レフカメラ」がポイントを下げ、女性は昨年2位の「時計・アクセサリー
ブランド品」が大きく下がり、逆に「家具・インテリア」や「液晶テレビ」がポイントを上げていた。
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