08/12/04 16:46:04 0
政府が、来年度の予算編成にあたって、財政再建の方針を事実上棚上げする内容の基
本方針を決めたことについて、自民党の各派閥の会合では、支持する意見と批判的な意
見の双方が出されました。
このうち、谷垣元国土交通大臣は、古賀派の会合で「今は、日本経済をどうしっかり
したものにすべきかという点に絞って議論を集中する一方で、抑制すべきものは抑制す
るメリハリも大事だ」と述べ、政府の基本方針を支持しました。中馬元行政改革担当大
臣は、麻生派の会合で「必要があれば、緊急に総理大臣枠としてでも大きな景気対策を
打っていくのが本来の姿だ」と述べました。高村前外務大臣は「世界同時不況の今、雇
用をはじめ、国民生活を守るために財政出動が必要だ。概算要求基準とは別枠で財政出
動を検討するという麻生総理大臣の方針を大いに評価する」と述べました。
一方、中川元幹事長は、町村派の会合で「歳出削減方針を盛り込んだ骨太の方針の中
にも経済情勢がたいへんなときには柔軟に対応すると書いてあり、その枠内で対応する
のは当然だ。ただ、その場合は、行政のむだを徹底してなくすなどの制度改革をいっそ
う進めることとセットでなければ、国民の理解は得られない」と指摘しました。伊吹前
財務大臣は「最近の『概算要求基準を撤廃しろ』というゴタゴタは目に余るのではない
か。選挙に負けるとか、選挙を戦えないといった理由で、景気対策のためなら何をして
もいいというのは、政治家としての責任を果たしていない」と述べました。また、山崎
前副総裁は、今回の基本方針の決定にいたる自民党内の議論の経過について、「財政規
律も重要だが、党内規律もまことに重要だ。今、司令塔なき党運営が行われていると感
じる」と述べました。
■ソース(NHKニュース)
URLリンク(www.nhk.or.jp)