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日本が南極海で行う調査捕鯨を妨害するため、アメリカの環境保護団体「シー・シェパード」の
抗議船が、再び南極海に向けてオーストラリアを出航しました。船には、日本の警視庁が威力
業務妨害の疑いで国際手配している容疑者も乗り込んでいます。
シー・シェパードは、日本の調査捕鯨船に不法に乗り込んだり、薬品入りの瓶を投げつけたりする
など過激な妨害活動を繰り返し、その影響もあって、去年12月からことし3月までに日本が捕獲
した鯨の数は、当初の計画のおよそ60%にとどまりました。
シー・シェパードの抗議船は、南極海に向かっている日本の調査捕鯨船に対し再び妨害活動を
行うため、4日朝、オーストラリア東部のブリスベン港を出航しました。
抗議船には500人の志願者から選ばれた40人余りが乗り組んでおり、この中に、警視庁が業務
威力妨害の疑いで国際手配しているイギリス人のダニエル・ベバウィ容疑者が含まれていることが
確認されています。
警視庁は、海外の捜査当局が容疑者を発見した場合は、外交ルートなどを通じて身柄の引き渡し
を求めるとしていましたが、ベバウィ容疑者は、オーストラリアの入国審査を問題なく通過し、その
後、連邦警察からの接触もなかったということです。
抗議船は、ことしは装備をさらに増強して前回以上に激しい妨害活動を行う構えで、ワトソン船長
は「前回よりも捕獲数を減らすのが目標で、圧力をかけ続ければ南極海から捕鯨船を追い出せる
だろう」と話しています。
(写真)同乗する女優ダリル・ハンナとツーショットに収まりご機嫌のワトソン船長
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NHK:URLリンク(www.nhk.or.jp)