08/12/04 09:06:25 0 BE:1371684285-2BP(111)
昨年七月の新潟県中越沖地震後、全七基の停止が続いている柏崎刈羽原発のうち、
運転再開に向けた作業が最も進んでいる7号機について、東京電力は三日、原子炉を
起動、臨界状態にして段階的に出力を上げ、設備の点検や機能試験をする計画を公表した。
近く実施計画を経済産業省原子力安全・保安院に提出、評価を受け、地元にも説明する。
ただ同原発では停止中に火災や作業事故が相次ぎ、その対策も迫られており、起動は年明け以降の見通し。
地震後、東電は古い火力発電所の稼働などによって供給力不足をしのいできたが、
原子炉起動試験は地震の全体的な影響を確かめるものとなり、運転再開に
向けた準備が最終段階に入る。
地震後初の起動となるため、安全性の確保が課題で、東電は「大きなトラブルがあれば
すぐに停止する」としている。
東電は今年八月、中越沖地震の震源断層とされる同原発沖の海底断層について、
長さは約三十六キロになるとの評価を公表。三日、今後起きると想定される地震による
最大の揺れの強さ(基準地震動)として新たに設定した一二〇九ガルでも、
7号機の安全性は確保できるとの評価結果を保安院に提出した。
*+*+ 東京新聞 2008/12/04[**:**] +*+*
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