08/12/04 01:10:39 0
★配慮欠く言論
先日、古くからの友人と久しぶりに再会する機会がありました。彼は昔と変わらず元気そうで、
仕事の話などを熱く語ってくれました。
しかし、彼が少し顔を曇らせて語ったのは、奥さんのことでした。最近、精神的に不安定なのだそうです。
「状態のいいときは自分でいろいろできるんだけど、悪いときはね…」。夫である彼のサポートが不可欠
なようです。近年、こうした病気と闘う人について彼のような理解者は多くなったようにも思えますが、
必ずしもそうとはいえない状況もあります。療養中の皇太子妃雅子さまをめぐる言論のことです。
「公務を休んで愛子さまの運動会に行くとは…」「病状をもっと説明されては」といった主張もありますが、
これらの言説には同じような病気に苦しむ人を思いやる気持ちが決定的に欠けています。
闘病中は、あることはできても別のことはできないことも多いといいます。さらに、皇太子妃が公人中の
公人であるとしても、病状を満天下にさらしたのでは、状態が良くなるはずもないでしょう。
皇族方のご公務、宮中祭祀(さいし)はわが国にとって大変重要な機能を有しており、雅子さまのお早い
復帰が待たれることに異論はありません。
しかし、病気に対する配慮を欠いた最近の言論には、どうもなじめません。
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