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東京千代田区の三井記念病院で2006年、70代の男性が研修中の
歯科医師から麻酔を受けた直後に心肺停止となり死亡したのは、研修医や
指導医らが注意義務を怠ったためとして、男性の遺族が3日、業務上過失致死
などの疑いで警視庁万世橋署に告訴状を郵送した。
同署は告訴状を受理する方針で、すでに捜査を始めているという。三井記念病院は
「告訴状の内容が分からないので現段階ではコメントは控えたい」としている。
告訴状などによると、男性は06年10月、人工透析のルートを確保する手術を
受ける際、研修医から全身麻酔薬を投与されたが、その直後に一時、心肺停止となり
意識が戻らないまま2カ月後に死亡した。
研修医は当時、日大歯学部を卒業し同大麻酔学教室に所属、三井記念病院で研修中
だった。
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