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2008年12月2日、イタリアの華字紙「欧華聨合時報」は、イタリア留学に来た中国人留学生の
ほとんどがすでに失踪し、不法就労していると報じた。中国新聞網が伝えた。
イタリアと中国は06年の「中国・イタリア文化年」を記念して、イタリア大学学長会(CRUI)が提案した
中国人留学生向けの「マルコ・ポーロ計画」を同年から実施。より多くの留学生を受け入れるため、
イタリア語が全く話せない学生でも7か月の語学研修を受け、大学に入学できるという優遇措置がとられた。
受け入れ校の1つであるイタリアで2番目に古い名門「パドヴァ大学」でも、これまでに250人の
中国人留学生を受け入れた。だが、今でも真面目に通っているのはわずか50人。記事は、
留学の敷居を低くしたことで学生の質が玉石混淆となり、最初から就労目的の学生も
多くいたと推測、「中国の栄光を辱める行為、中国人留学生のイメージが悪化するだけだ」と批判した。
パドヴァ大学ではこの現状をかなり不服とし、「マルコ・ポーロ計画」による中国人留学生受け入れの
中止も検討しているという。(翻訳・編集/NN)
12月3日14時11分配信 Record China
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