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>>7の続き
■人生を捧げた女一代のリアリズム
逮捕容疑から垣間見える露骨なわいろ攻勢。
そんなビジネスを繰り広げてきた女社長の久保村容疑者とはいったいどんな人物なのだろうか。
久保村容疑者は長野県伊那市生まれ。日本大学卒業後、順天堂大学眼科医局などで病院職員として勤務した。
その後、昭和37年ごろからコンタクトレンズの販売を手がけるようになり、48年に39歳の若さで
ヤマト社の社長に就任した。
「業界では最古参の部類。独身でもあり、文字通り人生をヤマト社に捧げてきた人」(警視庁幹部)
意に沿わない社員は更迭-。そんなワンマンぶりは業界内にとどろき、そのトップダウンの社風から、
ヤマト社は周囲からこう揶揄(やゆ)された。
「久保村商店」
その久保村容疑者が展開したのは“贈賄ビジネス”とさえいわれる営業活動だったという。
高級料亭での接待は当たり前。
中元や歳暮時期にはメロンや羊羹などの贈り物を欠かさず、医者を抱き込むことに腐心した。
ヤマト社関係者によると、箱に金の入った封筒を忍ばせることもあった。
ヤマトの営業マンにまず求められた仕事は、医師の自宅を調べることだったという。贈り物を送付するためだ。
かといって、久保村容疑者は“ムダ金”を注ぎ込むつもりは毛頭なかったようだ。
それまではわいろを注ぎ込んでも、「効果がない」と判断したらあっさりと資金提供をストップするリアリストでもあった。
こんな話がある。
国立身体障害者リハビリテーションセンター病院の部長だった簗島被告に対し、
久保村容疑者は東京・銀座の高級すし店などで接待を繰り返していたが、ある時点でピタリと接待と資金提供を中止したのだ。
「開業するのでは、もう意味がない」
簗島被告は昨年6月に国立身体障害者リハビリテーションセンター病院を退職し、都内で開業した。
接待ストップはその直前。久保村容疑者の考え方をよく象徴する話だ。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
続く