08/12/04 05:47:07 SlfOT4xF0
URLリンク(news.tbs.co.jp)
1360グラムで生まれ、わずか1週間で命を終えた男の子。2日、札幌で7つの病院に受け入れを断られ、未熟児の赤ちゃんが死亡していたことが発覚しましたが、
その両親が胸の内を明かしてくれました。
先月、一周忌を終えたばかりの男の子。小さな仏壇には、おもちゃが供えられています。両親は、映像と音声を収録しないという条件で取材に応じました。
「病院に見放された。たらい回しにされたという思いはあります」(父親)
札幌・北区で暮らす30代の夫婦。38歳の妻は、去年11月15日の夜、自宅で男の子を早産しました。まだ、妊娠7か月。
男の子は父親に抱きかかえられ、救急車で運ばれましたが、7つの病院に相次いで受け入れを断られました。
「とにかく受け入れ先が早く見つかってくれ、助けてという思いだけでした」(父親)
未熟児で生まれた男の子の体重は1360グラム。NICU=新生児集中治療室での高度な処置が必要でした。
119番通報から1時間半。男の子は結局、NICUがない病院に搬送され、1週間後、息を引き取りました。
「適切な施設のNICUで診ていれば助かった可能性はあったと思います」(受け入れを断った病院の医師)
「札幌市や北海道に対しては安心して子どもを産める環境にしてほしい。ただそう思います」(母親)
「子どもを亡くすつらさは本人にしかわからない。わが子の死を無駄にしないように。こんなつらい思いをする親が2度と出ないよう切に願うのみです」(父親)
1年が過ぎ、ようやく日常の生活を取り戻したという夫婦は、再び子どもを授かることがあるかもしれない、前を向いて過ごしていきたいと話しています。(03日18:13)