08/12/02 15:01:15 0
心当たりが全くないのにつけ狙われる。見ず知らずの他人に、自宅を突き止められる―。
元厚生次官宅襲撃事件の手口とよく似た、筋違いで陰湿な脅迫や暴力が相次いでいる。
一方的な思い込みが、理不尽な犯罪へとエスカレートする前に、防ぐ手立てはあるのだろうか。
今年9月。福島県郡山市の結婚相談所に、フェンシングの剣や大型ナイフを持った
派遣社員の男(34)が押し入ってきた。男は12本もの刃物を持っており、
駆け付けた警察官に銃刀法違反容疑で現行犯逮捕されたが、
相談所の担当者たちや、登録している派遣会社の社員の殺人を計画していたことが判明した。
動機は「思うように女性を紹介してもらえなかったため」。相談所の担当者は
「苦情のメールは来ていたが、お客様の一人と思っていた。まさか私たちが狙われるとは」と
今でも戸惑いを隠さない。
金沢市の山出保市長(77)は昨年9月、自宅に「けがをさせるぞ」という脅迫状が郵送されてきた。
脅迫容疑で逮捕されたのは、工事の許認可を巡って長年、市役所にクレームをつけていた
75歳の男。市長の自宅は市の職員の住所録に掲載されており、山出市長は
「市長という立場上、住所を隠すわけにはいかない。脅迫状ぐらいでとどまっていたから良かったが……」
と渋い表情だ。
大阪のデパート「大丸心斎橋店」では今年4月、閉店直前に売り場やトイレで不審火が起きた。
翌月、現住建造物等放火未遂容疑などで逮捕されたのは、「イタリアブランドなのに、
なぜ中国製なんだ」と電話をしてきた飲食店手伝いの女(47)だった。
ソース:読売新聞
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