08/12/02 18:29:05 dpub4We80
※これがダメなら鉄パイプだって取り締まれよ
鉄パイプには撃発機構がないので取り締まりの対象にはならない。
銃というのはつきつめて考えれば、実のところは単純なもので、
1.片方が塞がれたパイプがある
2.そのパイプの径がある範囲内にある
3.塞がれている方の端っこの内部に外部から強烈な打撃を与える機構を持っている
この3つの条件が揃っていればおおむね銃としての機能を備えていることになる。
ただ「片方が塞がれた適当な太さのパイプ」ってだけならホームセンターに行けば一瞬で部品は揃う。
だから銃と見なされるかどうかのキモは3の撃発機構にあるといっていいのだけれど・・・
さて今回のタナカ・カシオペアがどうだったかというと。
1.パイプは両側とも開放された状態にあり、塞がれてはいない。
開放されたパイプの片方に薬莢の形をした部品を押し当てて、
その薬莢の側面を押すことで薬莢内のガスの力を使ってBB弾をパイプの中に送り込み発射するというもの。
2.パイプの径は6mm。一般に流通している実弾でこの径を持ったものは無く、ごくマイナーな特殊な用途の弾しかない。
3.雷管を発火させるに足る十分な打撃力を与えることが出来るとはとても思えないと言われている。
>タナカ方式では大きな慣性を有する重い部品は存在せず、スプリングの力もM40A1とは比較できないくらいに
>弱いものです。しかも後方からの力を複数の部品を介して伝達し、最終的にはシーソーのような小さな部材で
>力の方向を逆転させていますので伝達効率は悪く、とても22口径のような実弾を発火させる力はありません。
>その点では(アサヒM40とは)全く異なります。勿論、タナカ方式は炭酸ガスの圧力を開放する力もありません。
※「ASGKからのお知らせ」より抜粋 URLリンク(www.asgk.jp)