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★8割の人が「自分がHIV感染していても恋人には伝えない」
・情報サイト「生活向上WEB」では、“世界エイズデー”に向けた「HIV・エイズに関する意識調査」を
行った。HIVに感染したことを恋人には言えない人が8割という驚きの結果が出た。
12月1日は、WHO(世界保健機関)がエイズの蔓延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の
解消を図る目的で定めた“世界エイズデー”。これに合わせ、クリニカル・トライアルが運営する
「生活向上WEB」では、11月21日から25日にかけて18歳以上の男女2,361名に対しアンケート
調査を行った。この調査によると、「自分がHIV感染していたら恋人に伝える」と回答したのは
全体の21%。さらに、「自分だけは大丈夫」とおよそ8割の人が HIV/エイズ検査すらしたことが
ないという実態が明らかに。また、「性行為を行う場合はコンドームを装着する/装着させる」
としたのは39%、「恋人・パートナーとHIVについて話し合う」と答えたのはわずか14%にとどまった。
厚生労働省のエイズ動向委員会によると、2008年7月~9月に報告があったHIVの新規感染者は
294人で、3カ月ベースでは過去最多。HIV感染が増えているのは先進国では日本だけと
言われている現状の中、日本人のHIV/エイズに関する意識はまだまだ低く、他人事と
いうような感覚がいまだ強いといえる調査結果となった。
この機会に、あなたの大事な家族や愛する恋人・パートナーと、HIV/エイズについて話し合ってみてはいかが?
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